
2025年4月14日(月)〜22日(火)(全行程9日間 6泊9日)スペイン・マドリードでイスカルカップ2025が開催され、第7回ゲーム会「DDチャレンジ」で優秀選手評価を受けた「ショウ」が参加しました!
イスカルカップ2025に参加してみて
ショウ(小4)

- 海外挑戦への招待が届いた時の気持ち
-
海外挑戦への招待が届いたときは、スペインに行けることが嬉しいのと、本場のスペインでサッカーが出来る事が本当に嬉しかったです。「本当に行けるの!?」と何度もお母さんに聞いたり、憧れていた世界に挑戦できることが嬉しくて、期待と興奮でいっぱいでした。
- 行く前の気持ち
-
スペインに行く前は、「絶対に活躍してくる!」という強い気持ちを持っていて、「あと何日でスペイン?」とカウントダウンして、楽しみにしていました。でも、いよいよ出発が近づくと、「もう少し日本にいたかったなー」なんてワクワクと不安が入り混じった気持ちでした。
- スペインで体験した試合やトレーニングなどの感想
-
スペインでは、現地の子たちが日本のような基礎練習よりも、シュートやキックといった実戦的な練習を多くしていて、それがとても新鮮でした。また、一つ上の学年の選手たちとの試合では、フィジカルの強さに圧倒される場面も多く、自分ももっと体を大きくして、強くならなきゃと強く感じました。
- スペイン遠征で楽しかったこと(サッカーのことでもそれ以外でもなんでもOKです)
-
試合でシュートが決まった時は楽しかったです。観光では、レアル・マドリードの本拠地に行けたことが本当に嬉しかったです。スペインの街並みも印象的で、壁に描かれたたくさんの絵を見て「日本とは違うなぁ」と感じながら、観光できた事が楽しかったです。
- これから海外遠征に行く人へのアドバイス
-
チーム全体で力を合わせて戦うことの大切さを忘れないでほしいです。そして、自分よりフィジカルが強い相手にも怖がらずに、思い切ってプレーしてほしいです。そのチャレンジが、きっと自分の自信と成長につながると思います。
- 帰ってきてからの気持ち
-
スペインから帰ってきて、一番強く思ったのは「もっとサッカーを頑張ろう」という気持ちでした。世界には自分より上手な選手がたくさんいると実感したからこそ、もっと練習して、もっと上手くなりたいという思いが強くなりました。
- 海外遠征の決断まで、気持ち
-
海外遠征のお話をいただいた時は、素直に凄い嬉しい!と思いました。 でも現実的に考えると、全国から選ばれた子たちの中に、自分の子が入って本当に大丈夫なのかと心配な気持ちがありました。サッカーの実力の面でも、気持ちの面でも、まわりの子たちに比べて劣っているんじゃないかと感じてしまって、不安でした。でも、この経験を通じて少しでも成長して、自信を持って帰ってきてくれたらいいなという思いで送り出しました。また、三兄弟の末っ子で、これまで上の子たちのサッカー中心の生活だったこともあり、なかなか思うように遊びに連れて行ってあげられなかったり、時間やお金をかけてあげられなかったことがずっと気になっていて、どこか可哀想だなという気持ちがありました。そんな中で、「スペインに行きたい」という強い気持ちを子どもが見せてくれて、その思いを叶えてあげたいという気持ちで送り出しました。
- 遠征中の不安や子供とのやり取り
-
成田空港に送って行ったとき、初対面の子たちともすぐに打ち解けて楽しそうにしている姿を見て、まずはホッとしました。今回は、サッカーに集中してほしいという思いもあって、あえて携帯電話は持たせませんでした。でも、現地での様子をインスタのストーリーでこまめに見せてもらえて、どんな表情で、どんなふうに過ごしているのかが伝わってきて、毎日楽しみに見ていました。元気に頑張っている姿を見られたことで、とても安心できました。
- 海外遠征に参加させてみての感想
-
9泊6日の海外遠征、親元を離れて寂しいと言うかなと思っていたのですが、帰ってくるなりサッカーの楽しかった話や友達の名前、現地での出来事を次から次へと話してくれて、「寂しかったのは親の方だったんだな」と少し笑ってしまいました。それくらいスペインでの経験が充実していたんだと思います。現地のサッカーのレベルの高さを肌で感じたようで、「もっとレベルアップして、来年もスペインに行く!」と言ったその言葉には、送り出す前に感じていた“気持ちや実力が劣っているのでは”という心配なんて、もういらなかったんだと感じるほど、頼もしくなって帰ってきてくれました。行きはトランクに荷物をパンパンに詰めて送り出しましたが、正直、ちゃんと詰めて帰ってこられるか心配していました。でも、使った服と使っていない服をきちんと分けて、きれいに畳んで詰めていたのを見た時、「こんなこともできるようになったんだ」と感激しました。この遠征を通して、サッカーだけでなく生活面や精神的な成長もたくさん感じることができ、本当に参加させて良かったと思っています。
- 海外遠征を検討している方へのアドバイス(気持ちや持ち物など何でも)
-
現地では水道水が飲めるとのことでしたが、子どもは持参したお茶や水があって良かったと言っていたので、飲み慣れた飲み物を少し持たせてあげると安心かもしれません。
そして何より、今回の遠征を通じて感じたのは、「やってみたい」と言う子どもの気持ちを、親の心配で止めるのではなく、思い切って応援してあげることの大切さです。結果として、親の想像以上に子どもは成長して帰ってきました。 - 子供が帰ってきてからの変化について
-
スペインから帰ってきてからは、今までイヤイヤ取り組んでいた練習にも前向きな気持ちで取り組むようになり、練習の質がぐっと上がったと感じています。全国や世界には自分より上手な選手がたくさんいると実感したようで、その悔しさが刺激になり、サッカーへの意識や取り組み方が明らかに変わりました。気持ちの面でも一回り成長したように感じます。